#3 NPO法人カローレ(鶴ヶ島市)
鶴ヶ島市を拠点に、学童保育、小規模保育、児童館事業、学習支援、子ども食堂、放課後等デイサービス、障がい児相談支援などの幅広い子育て支援事業を行っている「NPO法人カローレ」。令和2年3月6日から認定NPO法人として活動されています。今回は、認定・指定NPO法人になって良かった点や現在の活動内容等について、法人の代表である浅見様からお話を伺いました。
(取材日:令和7年2月7日)
【認定NPO法人レポート】
Q1:はじめに、団体設立の経緯やこれまでの活動について教えてください
カローレの活動は、昭和53年に学童保育の設立を目的として児童の保護者たちが立ち上げた「鶴ヶ島に学童保育をつくる会」から始まりました。
平成16年からNPO法人となり、現在は学童保育に加え、小規模保育、児童館、学習支援、子ども食堂、放課後等デイサービス、障害児相談支援などの幅広い子育て支援事業を行っています。令和2年3月には認定NPO法人となり、地域のネットワークを作り複数の団体が連携した活動や子ども食堂など、さらに意欲的に活動をしています。
↑農業体験学習も行っています。
↑児童館では夏にきもだめし大会を実施。
↑子供食堂の様子です。
Q2:認定NPO法人になったメリットについて教えてください。
認定NPO法人になるためには、活動に賛同し寄附してくれる方を増やす必要があります。事業型NPO法人として活動していた当法人は、認定NPO法人の要件として3,000円以上の寄附者100人以上を目標として設定しました。法人の活動や魅力を市民に知ってもらう機会を増やすため、法人代表によるラジオ番組や各所での講演も積極的に行っています。
認定NPO法人になってからは、寄附してくださる方に認定NPO法人だからこその税制優遇を説明し、活動をアピールすることが出来ています。
Q3:認定・指定NPO法人を目指す認証NPO法人の方に向けて、アドバイスをお願いします。
活動基盤がしっかりしている法人には、認定NPO法人になること自体そこまでハードルが高いとは思いません。気軽に目指してみてはいかがでしょうか。
Q4:今後の活動の目標・方向性を教えてください。
これまでの子育て支援事業を中心に14事業25施設の運営を安定して行うことはもちろんですが、子育て環境をより良いものにしていく社会貢献活動にもより力を入れていきたいと考えています。令和6年11月には法人の所在地である鶴ヶ島市内で「つるがしまこども応援ネットワーク」の立ち上げにも協力しました。現在、運営事務局として携わっています。これからは、地域の団体とも連携しながら活動の幅を広げていきたいと思っています。
【NPO法人カローレについて】
今回ご紹介したNPO法人へのリンクは以下をクリックしてください。
○NPO法人カローレ
・コバトンびんHP (別ウィンドウで表示します)
・団体HP(別ウィンドウで表示します)