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川名千鶴子さん(R0119 専門家ボランティア共助仕掛人)

NPOなどの相談を受けて最も適した人材や資金等をマッチングするコーディネーター「共助(きょうじょ)仕掛人(しかけにん)」。

個人の専門家ボランティア登録者のうち、一定の要件を満たしたうえで、「共助仕掛人」として共助社会づくりに取り組む意欲のある方を「専門家ボランティア共助仕掛人(以下、専ボラ共助仕掛人)」として登録しています。

本レポートは、その専ボラ共助仕掛人になった方にスポットをあてて特集します。

今回の活動レポートに御協力いただいたのは、入間市内で主に中間支援活動に取り組む川名千鶴子(かわなちづこ)さんです。

NPO法人まちづくりサポートネット元気な入間の理事として、入間市市民活動センター(愛称:イルミン)の指定管理運営などに携わられています。

川名さんには、NPOでの活動のことや専ボラ共助仕掛人への想い、今後の目標についてお話を伺いました。

【専門家ボランティア共助仕掛人レポート】

珈琲ポットを手に持った川名さんが参加者とポーズ

↑川名千鶴子(かわなちづこ)さん ※令和元年度撮影

Q1:現在、川名さんが行っている活動について教えてください。

入間市内では、入間ケーブルテレビ「いっしょに健康体操」(毎日7:15~、17:45~)、FM(ちゃっ)(ぴー)「とれたれラジオ」( 隔週水曜日8:00~11:00)内のコーナー「Let's talk about English in Iruma(入間で英語を語ろう!)」(10:00頃)、各公民館等で「環境にやさしい珈琲講座」を開催しています。

私が現在理事をしている、NPO法人まちづくりサポートネット元気な入間では、埼玉県から支援を受けて市役所と協働で「アクティブシニア支援事業」を行っています。本年度は、6回にわたる講座と入間市を歩く課外授業を加えた「いるま元気塾」を実施中です。

その他に、入間市男女共同参画センターと共催で4年前より「小さなお仕事応援講座」を実施しています。毎回定員数に達成するお申込みをいただき、自分の得意な手仕事を小さなビジネスにできるような講義内容で、子育て中のお母さんから退職された男性まで幅広い市民の支持をいただいています。特徴は、一般的な講義だけでなく、ショップを出して出店の体験をする「お店屋さんごっこ」と、集客やチラシを作って実際にお店を出す「イルミーナ(出店場所の市民活動センターの愛称イルミンから)」の開催までを参加者の手で運営していただき、自分の作品を売ってみる、来場者の意見を聞いて、反省し、よりステップアップさせるというものです。その成果として、地元企業と協働した「Happy Vallentine イルミーナ」を講座修了生とともに開催しています。このために私は、講座で知り合った仲間と「IRUMA女子まちづくり研究会」をつくり、女性を中心とした自由な仲間づくりの場を立ち上げています。

埼玉県内以外の活動では、在日グァテマラ大使館内「グァテマラ・マヤ文化協会」の理事としてマヤ文明の遺跡の発掘保存研究に対する日本からの支援と文化交流の活動を行っています。今年はコロナウィルス感染対策のためリモートによる文化講座と、グァテマラ共和国への災害支援を日本の企業との間で橋渡しさせていただきました。

ヘッドホンを持った川名さん

↑令和2年度 「とれたれラジオ」収録の様子

西洋館を眺める参加者。

↑令和2年度 主催「いるま元気塾【課外授業】入間のまち散歩」(会場:入間市内) 旧石川組製糸西洋館の前 活動の様子はこちらのHPをご覧ください。(別ウィンドウで表示します)

スクリーンを背にして、受講生の前で話す川名さん

↑令和2年度 入間市男女共同参画推進センター主催「ちいさなお仕事講座」(会場:入間市市民活動センター) 受講生の前で講義をする川名さん。

Q2:専門家ボランティア共助仕掛人になろうと思った理由や想いについて教えてください

仕掛人については、藤井美登里さん(元:埼玉県共助仕掛人、現:専門家ボランティア共助仕掛人No.R0100)よりご紹介があり参加させていただきました。

専門家という点で、今まで自分が行ってきたことが地元や埼玉県でお役にたつならば、という気軽な考えでした。

Q3:現在の活動で悩みや課題があれば教えてください。

現在は何と言っても「コロナ」でしょう、昨年は計画されていた講座やイベントが中止、内容の縮小等、様々な影響を受けましたし、基本となる本業に大きなダメージがありました。活動の面では、活動団体内の風通しをいかに良くするかということがあります。

いろいろな意見を自由に話し合える環境を整えること、自分がリーダーになっているときには独りよがりにならないように常に気をつけていかなければならないと感じています。

タキシードとウエディングドレスを着た一組の男女がお客さんを前に赤絨毯の上を歩いている。

クッキーと珈琲を手に持った4人がポーズ。一番右に川名さん。

↑令和元年度  IRUMA女子まちづくり主催 入間ガスイベント「HAPPY VALENTINE~イルミーナ&スマイルキッチンから愛をお届け~」(場所:入間ガス)」(写真はともに令和元年度に撮影されたもの)活動の様子はこちらのHPをご覧ください。(別ウィンドウで表示します)

上写真:入間市内の学生がモデルになりウエディングドレスを着て、お客さんたちの前を歩く

下写真:会場で珈琲・お茶・クッキーなどの販売をしている様子

Q4:今後の夢や目標について教えてください。

今まで、いろいろな人とたくさんのことを行ってきました。よく、「あなたはなんでもやりますね。」と言われますが、この辺で、それらが大きく一つにまとまるといいなぁと考えています。

自分の持っているネットワークを使ってもっと楽しい活動をしていければいいと思います。「小さなお仕事」が本当のお仕事になれれば最高です。

Q5:最後に、これをご覧になっている方へのメッセージをお願いします。

いつでも自分を限定しないで、チャレンジしていきましょう。

目標や夢の大きさは関係ありません。

今、この時を楽しみ、力を尽くしていくことが大切だと思います。

連絡お待ちしています。

大勢の参加者の前で森永卓郎氏が話をしている。

↑令和2年度 入間市・NPO法人まちづくりサポートネット元気な入間共催「いるま元気塾 森永卓郎氏講演会 都会とか田舎いなかで考えるアクティブライフ」(会場:入間市市民活動センター)  人生100年時代を楽しく幸せに生きる工夫を学ぶことを目標に、エコノミストの森永卓郎氏が講演。コロナ禍のため規模を大幅に縮小せざるを得ない状況で実施。

大勢の参加者の前で司会をする川名さん。

↑令和元年度 入間市・NPO法人まちづくりサポートネット元気な入間共催「いるまアクティブシニア余生(よせ)()()事業 東国原英夫氏講演会」(会場:入間市市民会館) 参加者1,000名ほどの前で司会をする川名さん

【川名千鶴子(かわなちづこ)さん】

〇専門家ボランティア共助仕掛人へのリンクは以下をクリックしてください。

専門家ボランティア共助仕掛人の紹介(川名千鶴子さん)

○NPO法人まちづくりサポートネット元気な入間

コバトンびんHP

団体HP(別ウィンドウで表示します)

〇グァテマラ・マヤ文化協会

団体HP(別ウィンドウで表示します)