深谷市で映画文化の振興とまちづくりを目的としたミニシアター「深谷シネマ」を運営している「特定非営利活動法人市民シアター・エフ」。平成12年7月にNPO法人としての活動を始め、平成28年2月から認定NPO法人、平成28年3月から条例指定NPO法人として活動されています。
今回は、認定・指定NPO法人になって良かった点や現在の活動内容等について、法人の理事長である小林様にお話を伺いました。(取材日:令和7年3月14日)
地元深谷市に「街の映画館を」という思いから発足した法人で、ミニシアター「深谷シネマ」の運営をしています。
その他にも、県内外の映画館のない地域での映画会のサポートや映画関係者を招いての映画文化の普及・発信も行っています。
↑七ッ梅酒造跡地にて映画館を営業しています。
↑ロビー、スクリーンの様子です。
法人の社会的地位が、より信頼できるものになったと思います。
多くの方に寄付をいただいていますが、認定だからこその税制優遇があることでこちらからの寄附も呼びかけやすくなっています。
認定だからこそより多くの寄附が集まっていると思います。
多くの方からの賛同を得るため映画上映の際には賛助会員募集のチラシをはさむなどの工夫をしていますが、映画観覧後に個人の方から寄附をいただけることも少なくありません。
多様な分野のNPO法人に、認定になっていただくことで県内のNPO活動が盛り上がっていくと考えています。多くの法人に認定になっていただきたいと思っています。
「深谷シネマ」での映画上映を多くの方に楽しんでもらいながら、今後はこの深谷シネマのある七ツ梅酒造跡地を活かしたまちづくりなどの社会貢献活動にも力を入れていきたいと考えています。
また、地域には、様々な社会課題に取り組んでいる団体や志のある若者が多くいます。深谷シネマを通して拡げてきた地域とのご縁を活かし、その方々をつなぎ支えるような活動も、いずれできたらと思います。
↑敷地内のレトロな景観は、様々なドラマや映画のロケ地となっています。
今回ご紹介したNPO法人へのリンクは以下をクリックしてください。
○特定非営利活動法人市民シアター・エフ(深谷シネマ)
・コバトンびんHP (別ウィンドウで表示します)
・団体HP(別ウィンドウで表示します)