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トップページ > 活動レポート > 共助社会づくり課による取材 > 令和3年度 専門家ボランティア共助仕掛人レポート > 園川泰子さん (R0122 専門家ボランティア共助仕掛人)

園川泰子さん (R0122 専門家ボランティア共助仕掛人)

NPOなどの相談を受けて最も適した人材や資金等をマッチングするコーディネーター「共助(きょうじょ)仕掛人(しかけにん)」。

個人の専門家ボランティア登録者のうち、一定の要件を満たしたうえで、「共助仕掛人」として共

助社会づくりに取り組む意欲のある方を「専門家ボランティア共助仕掛人(以下、専ボラ共助仕掛

人)」として登録しています。

本レポートは、その専ボラ共助仕掛人になった方にスポットをあてて特集します。

今回の活動レポートに御協力いただいたのは、蕨市内で主に子育て支援活動とわらびネットワークステーションの運営(蕨市と協働運営)に取り組む園川泰子(そのかわやすこ)さんです。

NPO法人ふうせんの代表理事とNPO法人わらび市民ネットの理事を兼務して、活動を展開されています。

園川さんには、NPOでの活動のことや専ボラ共助仕掛人への想い、今後の目標についてお話を伺いました。

【専門家ボランティア共助仕掛人レポート】

園川さんのプロフィール写真

園川泰子(そのかわやすこ)さん

Q1:現在、園川さんが行っている活動について教えてください。

 埼玉県南部に位置する日本一小さい市である「蕨市」を拠点に2つの活動をしています。

 子育て支援の「NPO法人ふうせん」では、子育て広場の運営、講座、講演会、イベントなどの託児の受託の他、親子英語クラブ、ワーママカフェなど、ママたちの声で出来た事業を行っています。ママたちの気持ちに寄り添いつつ、子育てしやすい環境づくりや地域でのママ同志のつながりづくりのために日々活動しています。

 もうひとつの「NPO法人わらび市民ネット」としては、蕨市内の市民活動の応援をしています。主な事業としては、「わらびネットワークステーション」の運営と、高齢化する市民活動団体の活性化、広報活動への協力、これから始めようとする団体からの相談業務、年に一度の市民活動ネットワークフォーラム、市民セミナーの開催などがあります。

幼児と大人の女性たちが両手を広げて、遊びながら英語を学んでいる

令和2年度「親子英語クラブ」の様子

Q2:専門家ボランティア共助仕掛人になろうと思った理由や想いについて教えてください

 ありがたいことに推薦していただいたことが大きいです。NPO化するメリット・デメリットや市民活動継続のコツ、まちづくりに関することなど、自分が今まで活動してきたことで少しでもお役に立てれば嬉しいですし、マッチングなども今後やっていければと思います。

Q3:現在の活動で悩みや課題があれば教えてください。

 どちらの活動もコロナ禍でストップしてしまっていることです。その中で"私たちは何ができるか?"を考えるのが大切だと思い、NPO法人ふうせんでは主に2つの事業を実施しました。オンラインで「子育て広場」「母親学級」「シングルマザーのおしゃべり会」を開催しました。また託児スタッフのスキルアップのためにYouTube上で会員限定で産前産後ケアの講座を配信。各自自宅で受講してもらいました。

 NPO法人わらび市民ネットでは、活動がストップしている団体にZoom講座を開催し、新しい活動の仕方やコミュニケーションのとり方の提案をしました。新しいことを始めると、また新たな発見や気づきがありました。

Q4:今後の夢や目標について教えてください。

 今までは蕨市を拠点に活動してきましたが、令和3年7月に「ママ応援カフェSonido」を戸田市にオープンすることになりました。ママたちの「癒やし」「学び」「交流」「チャレンジ」の場所として、事業を展開していきます。

 まずは、そこを知ってもらうこと、軌道にのせることが、直近の目標です。現在、初めてのクラウドファンディング(※)にも挑戦中です。

 この形がモデルケースになって、埼玉の空き店舗活用や女性の起業などにも広く活かされるといいなと目論んでいます。

※≪令和3年6月20日(日)23:59 〆切≫

クラウドファンディング(FAVVO埼玉)「ママが笑顔でイキイキできる居場所づくり~ママ応援カフェ~を戸田でオープンしたい!」(別ウィンドウで表示します)

カフェの前でスタッフ3人と園川さんが「sonido」と書かれたロゴプレートを手で差しながらポーズをしている

戸田のカフェ前でNPO法人ふうせんの理事たちと一緒に撮影(令和3年5月撮影)

Q5:最後に、これをご覧になっている方へのメッセージをお願いします。

 コロナが長引き、鬱々としてしまいがちですが、今、私たちにできることを考え、行動に移していくことが大事かなと思います。針の穴からも突破口がみえるかもしれません。今、行動することで明るい未来に繋がります。希望を捨てず、楽しいことを考えていきましょう。

 でも、まずは健康第一です。ご自愛ください。

園川さんが赤ちゃんを抱っこしている

子育て広場(蕨市立北町公民館 ママのおしゃべりサロン)で2人目誕生の報告で抱っこさせてもらった時(令和3年5月撮影)

【園川泰子(そのかわやすこ)さん】

〇専門家ボランティア共助仕掛人へのリンクは以下をクリックしてください。

専門家ボランティア共助仕掛人の紹介(園川泰子さん)

○NPO法人ふうせん

コバトンびんHP

団体HP(別ウィンドウで表示します)

○NPO法人わらび市民ネット(わらびネットワークステーション)

コバトンびんHP

団体HP(別ウィンドウで表示します)