特定非営利活動法人SCORE-スコア-
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特定非営利活動法人SCORE-スコア-
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◆ＮＰＯ紹介◆
川口市において、スポーツ事業を通じて地域経済の発展及び企業の社会的責任の助長を促し、活力ある地域社会の実現に寄与することを目的に活動するNPO法人"SCORE-スコア-"。平成28年度金融機関職員による伴走支援事業の対象法人にも選ばれ、更なるパワーアップを目指しています。今回は、同法人がバスケットボールスクールを開いている川口市の東スポーツセンターにおいて、渡邉啓吾代表理事にお話を伺いました。
Q 法人活動のきっかけは何ですか。
私の同級生にプロサッカー選手がいることもあり、プロアスリートのセカンドキャリアとしての活躍の場を作りたいと思ったのがきっかけです。アスリートの引退後の活躍の場はまだまだ少ないのが現状です。引退後の生活は長いですから、引退後に再度活躍する場を作りたいとの思いから設立しました。
また、地域のスポーツクラブには、ボランティアコーチが多いです。地域の子供たちにプロアスリートが教えることで、プロアスリートの経験を子供たちに直接伝えたいと思ったことも法人設立に繋がりました。
【クラブハウス】
Q 活動の中心事業は何ですか。
活動の中心は、総合型地域スポーツクラブとしての活動です。現在は、サッカー、バスケットボールを中心としたプログラムを行っています。初心者からプロ志向の子まで幅広いニーズに応えるため、それぞれのプログラムにおいて様々なレベルのクラスを設定しています。また、様々なレベルの子供たちが参加できるようにするだけではなく、家庭の経済状況に関わらず子供たちが参加できるように、月謝はもっと下げていきたいです。月謝を下げても継続的に活動できるように法人運営をしていきたいです。
【バスケットボールスクール】 【元プロバスケ選手の翁長コーチ】
Q 事業を通して実現したいこと、伝えたいことは何ですか。
目標は川口に当法人のプロスポーツチームを持つことです。
プロスポーツチームを地域に作ることには計り知れない可能性が眠っています。子供達がプロスポーツを身近に触れることができますし、何より、子供達に身近でプロスポーツを見る楽しさを伝えることができます。
これに加え、プロスポーツチームが街にあると街の活性化に繋がります。私が以前に住んでいた静岡県の清水市では、Ｊリーグが発足し清水エスパルスが出来たときに、街がすごく活性化され、プロスポーツチームの力を感じました。当法人がプロスポーツチームを作るときは、このスポーツクラブで子供のときから育成したメンバーでチームを作るつもりです。
【サッカースクールの様子】
Q 法人活動を行う上で大変なことは何ですか。
一番は人材の育成です。名刺交換・コミュニケーションの取り方などの基本的なことを網羅した幅広いマナーに関する研修を実施しています。研修の実施を一部外部に委託することで、質の高い研修を行っています。
また、スポーツクラブの運営だけでは継続的に活動するための収益を上げることは難しいのが現状です。そのため、スポーツクラブ以外の事業でも収益を上げていく必要があります。ＮＰＯであっても稼げないと継続的な活動はできません。
Q 金融機関職員による伴走支援を受けてみていかがですか。
いろいろと勉強になっています。少ない自己資金で活動を始め、事業内容を拡大しながら運営してきましたが、これまで外部の視点から法人の運営を見てもらい、第三者的意見を聞かせてもらうことがありませんでした。いただいた意見を法人の運営に反映していきます。
Q 今後力を入れていきたい事業は何ですか。
法人所有の体育館を作りたいと思っています。保育室や会議室、事務室などを有する複合的な体育館を作りたいです。その体育館に、スポーツクラブを利用する子供たちのお母さんが働ける雇用を生み出し、放課後に体育館でスポーツに励む子供たちの近くでお母さんだちが安心して働ける環境をつくりたいです。
また、当法人にはボランティアのスタッフは基本的におらず、働いているスタッフは有給のスタッフです。現在３０名以上が働いていますが、事業の拡大に伴い、ハローワークにＨＰの管理や指導者などの求人を出しており、求人活動にも力を入れています。
法人名：特定非営利活動法人SCORE-スコア-
住所：〒334-0003
埼玉県川口市坂下町３－１５－７
