テーマ |
野生獣類による森林被害の防除対策について |
担当課 |
農林部 森づくり課 間伐・森林循環担当 |
テーマの説明 |
森林は再生産可能な資源である木材を供給するとともに、水源かん養機能や二酸化炭素の吸収・固定などの公益的機能を有しており、県民の安心・安全な生活に大きく貢献しています。 しかしながら、近年、シカ等の野生獣類による植栽木への被害が広がっており、秩父・飯能等の一部の森林では健全な育成が阻害され、公益的機能の発揮に支障をきたしています。 これまで、県では忌避剤の散布や防護柵の設置等に対して助成を行ってきましたが、木材価格の低迷により林業経営は厳しい状態にあり、森林所有者の自助努力による防除は困難な状況となっています。 また、従来の防除方法には、経費や効果の持続期間、メンテナンス等において課題があります。 そのため、森林ボランティア活動を行っているNPO法人との協働により、野生獣類による森林被害の新たな防除対策を実施検証し、その成果を普及し、公益的機能を高度に発揮することができる森林の整備を図るものです。 |
NPOに期待すること |
新たな獣害防除の方法については、防護網の設置方法や毛髪等を利用した忌避手法等の工夫が挙げられていますが、事例は少なく、その効果が充分検証されているとはいえません。 そのため、苗木の植栽や下刈り等の森林整備活動に積極的に取り組んでいる森林ボランティア活動を行っているNPO法人と協働して、新たな獣害対策のアイデアを創造し、その手法について実施検証を行い、より効果的な獣害対策手法を確立したいと考えています。 |
意見交換 |
○秩父市中津川の原生林でも、シカ等により下層植生を食べ尽くされたり、剥皮等の被害を受けている箇所がある。(NPO) ○シカが一番住みやすいエリアにスギの木を必要以上に植えてしまったことが原因ではないか。シカの保護と人間の住環境との共存が必要。(NPO) ○シカとの共存は必要であるが、シカ害がひどく裸地化しているようなところでは、シカ柵等の設置をしないと森林にならない。 森林の公益的機能を維持するためにも防除対策を早急に進める必要があり、今回のテーマとして、簡易で効果的な新たな手法の確立を提案した。(担当課) |