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特定非営利活動法人和楽食生活改善クラブ

※今回の記事は、共助社会づくり課で現場体験を積むインターンによるレポートです。

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特定非営利活動法人和楽食生活改善クラブ 'みぃ~ろ'

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「和楽食生活改善クラブ」(代表理事:山田千鶴)は2009年から障害者の就労支援サービスの場としてカフェ&ランチ"みぃ~ろ"を運営しており、障害者の食生活の改善と地域とのふれあいの場の提供に努めています。
今回は"みぃ~ろ"でランチを食べた後、代表理事の山田さんにお話を伺いました。 

みぃーろの外観、隣は就労支援の作業所(左) 
温かい人柄で優しく話をしてくださいました(右)       

この日のAランチセット。このボリュームでなんと¥500!
特に春巻きがジューシーでたまりませんでした。スイーツメニューも豊富。

お弁当の注文販売・宅配もしていました。
おかずがこの日のランチと一緒でとっても豪華です。

◆初めからできないと決めつけないことが秘訣

山田さんの原点は、障害者の作業所に施設長として着任した時の最初の印象です。
そこでは出来合いのお弁当をただ食べる姿に、自分にできることはと考え、食育の大切さを知っていた山田さんは調理の仕方を一から教えることにしました。
「できないと決めつけないで、教えながらこちらも学ぶ気持ちで接することが大切なのです。
2年目からはみんな賄いがつくれるようになりました。」

そんな経緯もあり、山田さんは独立してNPOを設立。2009年には"みぃ~ろ"がオープン。

スタッフさんたちに接する山田さんはみんなのお母さんのようでした。(右)
調理場も覗かせていただきました(左)

 ◆スタッフさんがステップアップして去るのは寂しいけれど励みになる

 "みぃ~ろ"で働いた経験を生かし、社会とのつながりを得た方、一般企業に就職したスタッフさんがいたそうです。
「"みぃ~ろ"での経験を踏み台にしてステップアップしくれることは、すごく励みになります。本当は引き留めたいくらい寂しいけれど(笑)」そう山田さんはおっしゃいます。

お店の今後について伺ったところ、
「カフェをもう少し広くお洒落なレストランに改装したいと思っています。
大人の女性が女子会を開けるようなお店の雰囲気をイメージしています。」とのこと。
目標は年内ということで期待しています!

山田さんとスタッフの皆さん快く撮影に応じて下さいました。

 ◆取材を終えて...

 ランチを食べている時、山田さんがお客さんやスタッフさんたちにとても丁寧に接している姿が印象的でした。ついつい長居したくなる"みぃ~ろ"の居心地の良さはそんな山田さんの人柄があってのものだと思いました。

(取材:平成26年9月 インターン 宗方)

和楽食生活改善クラブ カフェ&ランチ"みぃ~ろ"
http://ameblo.jp/waraku0919/