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特定非営利活動法人子ども文化ステーション

※今回の記事は、共助社会づくり課で現場体験を積むインターンによるレポートです。

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特定非営利活動法人子ども文化ステーション・子育て支援センターさいたま北'ぽっぽ'

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子ども文化ステーション(代表:武藤 定明,三島 由香)は、子どもたちに舞台芸術の感動を伝える『シアタースタート』をはじめとする子育て支援、中国内モンゴルでの国際交流の企画など、様々な活動で地域の人々に親しまれています。

◆「子ども文化ステーション」って?

 宮原駅西口から歩いて3分、市の委託から6年目を迎える「子育て支援センターさいたま北」(愛称:ぽっぽ)に到着するとたくさんの子どもたちが、元気いっぱい私たちを出迎えてくれました。「子どもたちの笑顔が私たち職員に元気をくれるんです。」と代表理事の武藤さんの言葉のとおりの雰囲気です。

◆感受性の豊かな子どもたちだからこそ本物の芸術文化に触れてほしい。

子どもが、日常で芸術文化に触れる機会がもっとあればいいと武藤さんは感じているそう。
そんな思いで、子どもたちに本物が体験できる場を提供するためにNPOを設立しました。子どもが直接、舞台芸術に触れる『シアタースタート』では「0歳の子どもでもしっかりとした環境を整えれば、途中で泣き出したりせずに劇の鑑賞ができますよ」そう武藤さんはおっしゃいます。

シアタースタート
(右写真は平成24年度埼玉県NPO基金助成事業「病院ヴァージョン」)

◆'ぽっぽ'ってどんなところ?

子どもとお母さんが一緒に遊べる屋内の公園のよう。お話しひろばやお誕生日会、コンサートの他、育児相談、子育てサークルの支援もしています。
地域の子育て拠点が'ぽっぽ'なのです。

 
毎月開催の誕生日会(左)
笑顔いっぱいのお話し会(中)
利用者から寄せられる地域の子育て情報コーナー(右)

◆「子どもたちに本物の体験の場を提供する」という理念は曲げない

活動で大切にしていることを伺うと、「今後も変化する社会の状況に、私たちNPOも社会のニーズに合わせて臨機応変に対応していかなくてはなりません。でも『子どもたちに本物の体験の場を提供する』という理念は曲げずに活動を続けていきたいと思っています。」
と力強く語っていました。
さいたま市誕生10周年記念事業として市との協働事業で開催された『子どもがつくるまち'ミニさいたま'』(平成23年10月さいたまスーパーアリーナ)では、3000人を超える子ども達が、子どもだけが市民になれる遊びのまちとして、本物のまち体験をしました。
さいたまスーパーアリーナで開催のミニさいたま

今年は、宮原駅西口前広場で行われる「さいたまKI-TAまつり2014」(10/12(日)開催)と、ここ'ぽっぽ'で行われる「子育て支援フェスタinさいたま市北区 」(11/3日(祝)開催)で子どもたちが出店し食販やゲームでお祭りを盛り上げます。

さいたまKI-TAまつり(左)や、読み書かせ会(右)
子どもが主体の楽しい企画が盛りだくさん♪ 

                  
◆取材を終えて......

今回初めてNPOの現場を取材しましたが、学生生活の中では聞くことのできない貴重なお話しを聞くことができNPOをより身近なものに感じることができました。
子どもや地域社会に対する情熱、将来のまちづくりを担う子どもたちが豊かに育つための活動とその思いに共感しました。

(取材:平成26年9月 インターン 宗方)

<参考>子ども文化ステーション
http://www.npo.lsnet.ne.jp/kodomobunka/

さいたま子育てWEB(子育て支援センターさいたま北・ぽっぽのイベント等が掲載せれています)
http://www.saitama-kosodate.jp/koryu/mypage.php?uid=754