Japan Close-up Magicians' Association(日本クロースアップマジシャンズ協会)
平成20年度チャレンジサポート事業では、「サイレント・マジック~聴覚障がい者と健常者との接点を見つけるマジック・ショー」事業を行った「特定非営利活動法人 Japan Close-up magicians' Assosiation(日本クロースアップマジシャンズ協会)」さんです。 聴覚障がいを持つロシア人マジシャンを招待し、『音のない、不思議の世界 Silent Magic』を開催しました。
Japan Close-up Magicians'Associationはクロースアップマジック(カードやコインなどを用いた至近距離で見せるマジック)の愛好者により平成12年に作られた団体で、平成20年にNPO法人格を取得しました。 平成20年度のチャレンジサポート事業では「サイレント・マジック~聴覚障がい者と健常者との接点を見つけるマジック・ショー」を開催しました。聴覚障がい者と健常者が互いに向き合って、マジックを通して交流するもので、聴覚障がいを持つマジシャンがステージに立ちました。 今回は助成事業以降の話を中心に、会長の田代茂さんと理事の上鶴伸夫さんにお話しを伺いました。 ★今年の活動 今年はJCMAにとって飛躍の年となったようです。5月には田代さんと上鶴さんがモスクワで行われた聴覚障がい者のためのマジック・ショーに招待されました。「サイレント・マジック」で招いたロシアのマジシャンのお誘いでした。 |
様々な団体との出会いは、JCMAの活動に大きな影響を与えました。耳が聞こえなくても楽しむことができるマジックは、欧米の聴覚障がい者の間では一般的な娯楽だそうです。そして、聴覚障がいがあっても楽しめるように配慮された大きな施設がモスクワにはあります。アメリカには聴覚障がい者用の大学があります。田代さんと上鶴さんは日本でもこのような活動が多くの人に支持されるようにしたいと熱意をお持ちです。 |
最後に、「チャレンジサポート事業」に申請して、採択された感想をお伺いしました。 今回は「私益」と「共益」と「公益」について考えさせられました。 |