まちづくり楽会
小中高の同級生が、「まちづくり楽会」で再び同級生になりました
特定非営利活動法人 まちづくり楽会 代表理事 石川邦夫さん 理事 山本正史さん |
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東松山市で行われ、すっかり秋の風物詩となっている「日本スリーデーマーチ」。「まちづくり楽会」では、まちおこしの一環事業として、「日本スリーデーマーチ」をさらに盛り上げるため、独自にホームページを企画し、運営しています。まさに、ネーミング通り、まちづくりを楽しくダイナミックに取り組んでいます。 平成20年10月に、皆さんの活動拠点「風と土の館 野田」の敷地にある農家の納屋“エコサロン野田”がリニューアルされました。比企地区の風土の美しさや自然体験のすばらしさ、郷土の歴史などの情報発信拠点として、ますますの発展が期待されます。今回は、リニューアルされたばかりの“エコサロン野田”の中でお話を伺いました。 |
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同級生の2人が、“市民活動”を通じて再会 | |||
【山本さん】 私の原点は「川」です。小学1年で東松山に引っ越し、遊び場として親しんでいたのは近くの川でした。当時小学校にはプールがなく、子ども達は多少のスリルも味わえる河原が大好きでした。 後に「都幾川比企丘陵自然体験ツーリング」の運動に関わったのも、リバーレンジャーを養成して多くの人に川に親しんでもらいたいという思いからです。
15年ほど前に、JCのOB会で、地元で活躍している地域出版社の社長、つまり山本さんに講演を依頼することになりました。 小中高と同級生でしたが、学生時代以降、別々の仕事や生き方をしていて、久しぶりに再会することになったのです。しかも、お互い立場はちがっても、地域のために何かしたいという共通理念があり、「まちづくり楽会」の活動へとつながっていくのです。 |
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【山本さん】 打木村治の小説「天の国」をご存じですか。この小説は旧唐子村を舞台に子どもの成長が描かれたものですが、主人公たちの体験を自分の経験に照らして大変共感しました。いまでも比企地域には至る所に良さが残っています。まちづくり楽会では、こうした地域の良いところを広めていきたいと思っています。 |
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活動を続ける中で | |||
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平成15年にNPO法人格を取得しています。法人格の取得を巡っては、会の中で賛否両論ありました。ただ、当時、活動が不活発な時期でもあったので、ターニングポイントとするためにも最終的には取得へ動きました。 | |||
まずは遊びに来てください! | |||
【山本さん】 退職をしてからいつも自宅にいることが多い人には、それでは毎日つまらないですから、まず、ここ(「風と土の館 野田」)に遊びに来てみてください。 一緒に竹とんぼを作ったり、落ち着いた雰囲気の中で酒を飲みませんか!(取材日 平成20年11月12日) |
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